体質改善には勇気と決意を持って悪縁を断つ②

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体質って、

遺伝的なものもありますが、

 

積み上げてきた生活習慣、食習慣がとても影響すると思っています。

 

それはつまり

体質を改善させたいなら

生活習慣、食生活を改善させればいい

ということです。

 

体質を見極めて改善させる取り組みができれば理想だけど、

中医学のカテゴリーで、

自分の体質が何なのかハッキリさせるのは案外難しいような気がします。

 

 

自分のことは自分では分からない

ということは大いにありますが、

 

「これは自分的に良くないことだな」

「やめなきゃいけないものだな」

 

ということなら、

実際は案外わかっていたりするものです。

 

だとしたら、

良くないと分かっている生活習慣、食生活を改める方にエネルギーを費やしたほうが、効率的で結果も明確な気がします。

 

栄養相談で

「私は水を飲んでも太る体質なのよ」

と言われる方がいましたが、

 

「水はカロリーがないので、水で太ることはありませんよ」

とお伝えすると、

 

「え~?だってそうなのよ。」

と言われますが、

 

よくよく聞いていくと、甘いものをしっかり食べていて、

「どうしてもやめられないのよ」

と言われます。

 

タバコをやめる

アルコールを控える

甘いものを控える

夕食は腹八分目とする

野菜類を積極的に食べる

青魚を食べる

冷たすぎるもの、暑すぎるものを控える

など

 

体質を変えていくって、

悪友を断ち切るような、腐れ縁を断ち切るような

勇気と決意が必要だと思います。

 

ずーっと続けてきたものを止める、改めるって、

大変なエネルギーが必要です。

 

糖尿病の食事療法にしても、

インスリン分泌量を増やさない身体にするために食生活を変化させますが、

そのためには、

 

普段食べていたスイーツを諦めたり、

運動が嫌いだったけど、食後のウォーキングを決心したり、

 

心を新たに、

生まれ変わるような心持ちで挑むことが必要です。

 

行動変容には、それだけエネルギーが必要なのです。

(生まれ変わるような心持ちになれない人は、なかなか成果があがりません。)

 

薬膳の勉強として、

五気(五性)の食材分けをしましたが、

 

私は冷え性だからと

温性・熱性の食材ばかりを食べていたら

これまた食材の偏りが生じて良くないといわれます。

勉強を重ねるほどにややこしくなります。

 

なので、

 

「自分が良くないと思っている生活習慣と食生活を断ち切る」

 

という決意を持ち、

それを実行することが、まずはとても大切。

 

その上で

寒性・涼性・平性・温性・熱性の五気(五性)食材を

偏りなく食事に組み込んでいくことができれば、

だいたいの人の体質は、良い方に向かうのではないか

と考えています。

 

 

素人が応用を効かせて

手軽に簡単に薬膳を取り入れられるようにするには、

やっぱり慣れ親しんでいる栄養学的要素が必要になるなと感じています。

 

薬膳には陰陽五行のバランス

栄養学には栄養素や食品構成バランス

 

どちらもバランスが大切であるのは、

共通しているなと感じています。